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2014年熊本市長選 

 

公開質問状

 

以下の質問状を提出させていただきました。質問状に対するご回答を立候補予定者様から頂きましたので公開致します。

 

下川様、石原様、大西様、大変お忙しい中にご協力いただきましてありがとうございました。

 

※お名前をクリックすると回答が閲覧できます。(回答の到着順)

 

 

下川寛氏

 

石原靖也氏

 

大西一史氏 

 

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2014(平成26)年10月15日 

 熊本市長選挙立候補予定者の皆様へ   こどもの給食を考える会くまもと 代表 園田 恭子 

 

熊本市立小・中学校の給食についての公開質問

 「こどもの給食を考える会くまもと」は、“子どもたちが毎日食べている給食を、より良いものにしたい!”という想いを持つ保護者が集まり、平成25年度に結成された市民団体です。

私たちは、熊本県内のほとんどの小・中学校生が毎日食べている「学校給食」を安心安全な食材、調味料で提供されることを望み活動を行っています。

そのために、本会では、益城町、泗水町などでの有機野菜の納入推進、熊本市教育委員会健康教育課給食係への署名提出を実施しています。さらに、講演会や月に一度の定例会を開催し、熊本県内における学校給食の改善を促進し、共に学び合う「共育」活動を主とした取り組みを行っております。その様子は、本会のフェイスブックページ、グループなどでシェアされており、多くの保護者や関係者の共感を集めています。
 講演会や定例会への参加者からは、今後さらなる安心安全な食材、調味料の提供はもちろん、信頼できる食育の環境整備をしていただけるよう、「学校給食」に関して、重大な関心が寄せられています。
そこで、熊本市長選挙立候補予定者の皆様に、「学校給食」を取り巻く現状について意見を伺いたく、以下のとおり公開質問状を作成いたしました。
ご多忙のところ、大変申し訳ありませんが、平成26年10月27日(月)必着にて、同封の返信用封筒により、当会事務局まで返送をお願いいたします。
なお、質問と皆様のご回答は、市民の皆様と共有し、今後の参考としていきますため、無回答の場合を含め、インターネットを通じて、すべて公表させていただきますので、どうぞご了承ください。
 熊本市の未来を担う子どもたちのために、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 

※参考資料として、・本会の案内 ・熊本市内の小学校で使用されている味噌、醤油の成分表を同封させていただきます。

 


 【公開質問】


 (1)先に、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されました。これは、日本の伝統的な食文化が世界に認められた証です。「和食」とは、地産池消の食材の味を引き出すために伝統的な保存調味料の味噌、醤油、出汁などで調理したもので、日本人の体に合った食文化です。

 

①熊本市内の学校給食では現在、週5回の給食のうち米飯給食が3回、パン給食が2回実施されています。新潟県三条市では、お米を中心とした”和食”が日本人の体には一番合う、として週5回の全てを米飯給食とし牛乳の廃止をしました。米飯給食は生活習慣病予防対策として勧められるほか、地元のお米を利用することにより食の安全への不安や輸送コストの削減にもつながり、 環境へのメリットも期待できます。 
 米飯給食についての意見をお聞かせください。

 

②また新潟県三条市では、「和食」と合わないとして廃止した牛乳のカルシウム、ミネラルを小魚の粉末や海産物で補っております。栄養学としては問題はありませんが、
 学校給食での牛乳を中止することについてはどう思われますか?    
                             

③野菜など食材の地産池消について、熊本市でも月に一度「ひごまるデー」とし、地域の食材を使用した給食を提供していただいています。
しかし、実際にはすべての学校で、毎日の給食に県内産・九州産でない食材が使用されていることをご存じですか?

はい ・ いいえ のいずれかに〇を付けてお答えください。

 

 放射能の問題が解決されていない現状で、県内産・九州産ではない農産物を給食へ使用することについて、どう思われますか?
                                

④現在、「和食」に欠かせない味噌・味噌・みりんをはじめとする調味料には、アミノ酸液・次亜塩素酸ソーダ・サッカリンなどの安全性が問われる添加物を含むものが使われていますが、これについてどう思われますか?
                                

⑤遺伝子組み換え食品の使用についての質問です。
 食品としての安全性、環境(生態系)への影響が指摘されている遺伝子組み換え食品ですが、海外で生産されている大豆・とうもろこし・じゃがいも・菜種などの遺伝子組み換え食品は加工品や調味料の原料として日本国内で多く使われています。
それらが給食に使用されることについてどう思われますか?
 

                                                             

 (2)熊本市立の一部の小学校で、来年度から調理業務の民間委託が始まります。その際の業者選定についてお尋ねします。

①現在、中学校の給食センターで調理業務の民間委託が行われていますが、その多くの業者は関東、関西圏内に本社のある大企業です。また、給食とは直接の関係性のない派遣会社も含まれています。 そのことについて、どう思われますか?
                                    

②来年度から始まる熊本市の小学校での調理業務委託の業者選定の際に、熊本県の地域活性化のためにも、「熊本県内に本社を置く」、「食育活動を積極的に行っている」などの条件は必要だと思われますか?

はい ・ いいえ のいずれかに〇を付けてお答えください。

その理由をお聞かせください。
          
                                        
③調理業務の民間委託を行う際に、実際に給食を食べる子どもたちの保護者の意見もぜひ取り入れていただきたく思います。また、選定の過程を保護者が理解できるよう公開を希望します。設置検討委員会などへの公募による一般市民の参加を考えられますか?

はい ・ いいえ のいずれかに〇を付けてお答えください。

その理由及び具体的な方策について、お聞かせください。
                                         

 (3)市長選後、私たちは学校給食のあり方について公開討論会を企画しております。
   ご参加いただけますでしょうか?

はい ・ いいえ のいずれかに〇を付けてお答えください。

 (4)熊本市の未来を担う子どもたちが毎日食べている給食について、立候補予定者の方のビジョンお聞かせください。
                                      

 以上、ありがとうございました。

こどもの給食を考える会くまもと事務局

 

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